ジャズバーのママさん2
サラリーマンは50を過ぎる頃には、ほぼ会社員としての人生の先は見えている。
55才になって給料は下がり、60才になったらもっと下がって嘱託社員だの1年契約だのとなってくる。
片や寿命も延びている要因もあって昔のように65才になったら悠々自適の年金生活なんていうライフプランはなくなっており、70才まで、もしくは一生働かなきゃいかないなんてことになりつつある。
しかし具体的に食いぶちをつなぐ手段を考えなきゃならないし、手に職があるわけではない。
何かないかな、不労所得を得る方法とか、たまに好きなジャズを演奏しながら多少なりとものギャラを頂くとか。
なんてつぶやいている。
ママさん曰く
そんなことは誰でも考えていると。
なるほど、
だけどそうかといって飲食店だけはやらないほうがいいよとか。
ふむふむ、確かに飲食店はタイヘンだよな。
仮にやるなら
失敗してもすぐにたためるような自宅の片隅とか庭でやる位にしておかないと。
それだけのリスクを犯す年齢は過ぎており、年をとるにつれて体もいうことをきかなくなる。
なるほど。
例えば、好きなことではないが、資格等をとってそれを活かすのはどうだろう?
例えば社会保険労務士。
ママさん曰く
やめときゃあ。
今はそんな資格とってと食っていけない。
社会保険労務士を雇おうと思ったら、誰でも資格とったからっていうパッと出の人じゃなくて昔からやって実績のある人に頼むわ。
ま、そうだわなぁ。
ふむふむ。
う〜む、的を得ている。