両成敗
前のブログでもとりあげたことのある「ゲスの極み乙女」の最新アルバム。
以前の記事で見た目と違って実力派バンドと書いたけど、その後でベッキーとの騒動。
騒動には全く言及する気は無いけど、音楽のことに限って書くと素晴らしい出来だと思う。
相変わらずチャンマリのピアノは素晴らしい。確かなリズムにテンションの効いたバッキング。
キーボードの音色は普通な感じだが、ほとんど重ねてないのでそのままライブで演奏できそうなアルバムとなっている。
ギターよりもピアノ中心の曲が多い。
ドラム、ベース、ギタープレイも秀逸で4人のバンドサウンドとして極めてレベルの高い演奏となっている。
打ち込みでは出せないバンドサウンドにちゃんとなっている。
そして、絵音氏の作る楽曲はどれも甘く切ない。
まだこんなメロディ残ってたんだ。
どの曲も外れは無いが、お勧めはシリアルシンガー。
ファルセットを使った歌い方が多いが、この曲のサビなんかはクセになりそう。
女性2人のコーラスも効いている。
少し似たような曲も出てきではいるが、素晴らしいアルバムだと思うのでした。